
大切なわんちゃんやねこちゃんが病気になってしまったら…
当院では、主に下記の手術を行っております。
病気になってしまった場合は相談に乗りますので、悩まずにまずはご来院下さい。
当院で行っている主な手術
- 口腔ケア・歯科治療の手術
- 腫瘍疾患などの手術
- 去勢・避妊の手術
- 難産における帝王切開手術
口腔ケア・歯科治療の手術
わんちゃんもねこちゃんも、食事を噛んだりするお口や歯はとても重要です。
口や歯が痛いと、ご飯の食べが悪くなったり、食べる時に悲鳴をあげたり、よだれが多くなったりします。また口臭がひどくなり飼い主さんも不快になります。
わんちゃんやねこちゃんのお口のトラブルは、歯石や歯垢による歯肉やその奥の組織の炎症(歯肉炎、歯周病)や、歯が折れる(歯の破折)、成犬になっても乳歯が残っている(乳歯遺残)、口の中にできものできる(口腔内腫瘍)などが多いです。ねこちゃんでは、ウイルス感染により免疫力が低下し歯肉炎や口内炎ができるというのもよく見られます。
3歳以上のわんちゃんやねこちゃんの約80%以上が歯肉炎、歯周病にかかっていると言われています。口腔内のケアや歯のケア、歯周病の予防はとても大切なことです。
当院では歯周病予防のために歯石取り(スケーリング)、歯根の清掃(ルートプレーニング)、歯の表面を滑らかにして歯石を着きづらくする処置(ポリッシング)を行っています。 また、抜歯や口腔内腫瘍の手術も行っておりますので、まずはご相談下さい。
腫瘍疾患などの手術
わんちゃんもねこちゃんも、現在高齢化が進み、それに付随して腫瘍や循環器の疾患が増加してきました。特にわんちゃんやねこちゃんの腫瘍は、8歳から増加して10歳では45%と最も多く、3頭に1頭が癌で亡くなるという死因の第1位を占めています。
しかしながら、進行性の癌でも早期に発見することができれば、根治することも不可能ではなくなりました。
当院では、問診、身体検査、血液検査、レントゲン・超音波検査に加え、細胞組織検査などを行います。検査結果により、リンパ腫・乳腺腫瘍・骨肉腫・皮膚腫瘍・口腔内腫瘍・肥満細胞腫などの手術を行っていきます。
去勢・避妊の手術
去勢手術や避妊手術は計画性のない繁殖をさけるために、飼い主さんの希望により行います。他に生殖関連の病気の予防のために行われる場合もあります。
去勢手術 | 精巣摘出手術 |
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避妊手術 | 卵巣摘出手術または、卵巣・子宮摘出手術 |
去勢と避妊を目的とした手術は、一般的に生後5~6ヶ月頃が理想的だと言われています。
当院では、病気予防のためなどにも、去勢・避妊手術を行っております。
去勢・避妊手術のデメリットや注意するべきことなどは、「去勢・避妊・難産の手術について」のページでご紹介しております。
難産による帝王切開
難産などで帝王切開が必要な場合に、緊急手術を行っております。
帝王切開が必要になるケースは、下記の場合です。
- 陣痛が始まっているのに、1時間以上経過しても子供の娩出がない
- 産道に子供が留まり、介助をしても分娩できない
- 一部を分娩し、その後分娩兆候がなくなり2時間以上経過しても子宮に胎子が残っている
- 第一子が生まれる前に、陰部から出血したり膿が出たりしている
このような場合は、慌てずにまずは当院に電話で相談後、ご来院下さい。